福湾養生リゾート農場

南洋荘園マグロ物語
【屏東県.東港鎮】

 生態を維持する工法で造営された「福湾養生リゾート農場」は、人文的特色をたたえた「土角厝」、マグロ漁のエピソードを集めた故事館があり、レストランや宿泊施設も凝っており、東港という漁村の風情を十二分に感じさせてくれるので、レジャー、教学体験、いずれにも適しています。

  • 認証プログラム:體驗 餐飲 住宿
  • 有効期限:2014/01/01~2016/12/31

《農場の紹介》

 大鵬湾国家風景区に位置する「福湾養生リゾート農場」(または「福湾荘園」)のオーナーは、もともと水産加工食品業に従事していましたが、「地元に密着した百年荘園の生活」という理想に掲げ、故郷に深く根を下ろす決心をしました。それぞれ建築と旅館マネジメントを学んだ二人の息子さんに助けられ、親子三人で荒れ果てた養殖池を埋め立て、整地し、一年かけて泥製のレンガを作り、二年かけてグリーン建築をものにし、三年かけて石畳の道を完成し、今日の荘園の姿が出来上がりました。

 農場のゲートを抜けると、特色あふれる芸術作品が目に入ります。沿路の植栽は見るからにすがすがしい感じ。園内はゆったりとして、南国の気分を出しており、素朴さが売り物の農場と較べてモダンなリゾート地という感じがします。

 「主楼」はレストラン、宴会場。福建省の三合院の様式を残しつつ、グリーン建築のコンセプトを取り入れており、外観は白を基調カラーとし、紫外線をカットする美しい「ホワイトガラス」を使って、室内温度を一年中27℃以下に保っています。ここでは気持ちよく食事やアフタヌーンティーを楽しめます。

 黒マグロの生態やマグロ漁を紹介する「黒鮪魚故事館」は、伝統の「土角厝」建築を採用しています。「土角厝」とは、黄土、黒砂糖、もみ殻、海藻を用いて作ったレンガでできた建築のことで、冬は暖かく、夏は涼しく、しかも防火壁にもなります。

 「Villaエリア」の宿泊施設も驚きで、組み立て式のテント小屋は海が見える二階の部屋まであり、畳を敷き詰めた和室部屋や、80坪のガーデンつき独立棟もあって、選択肢が多いだけでなく、サービスレベルも高くて、来るとそのまま住みたくなります。新婚さんも、家族連れも、いい思い出を持って帰ることができます。

體驗《レジャー農場の体験》

 魚の養殖から転じた「福湾荘園」では、グリーン建築をコンセプトに、整地、道路づくりといったインフラ建設でも生態を維持する工法を採用し、日本の大阪城や兼六園を参考にしました。台湾南部に特有の「楓港石」を用いて橋や道路を建設しており、道路は一年かけて自然に圧力をかけて堅固な歩道に仕上げています。自然環境は、クロヨナ、ゴバンノアシ、モモタマナ、モンバノキを中心に植栽しています。これらの木は原生なので、東港のアルカリ性の土、水、潮風、炎天下に強く、しかも運送途中での炭素排出量低減にもなります。このほか、農場では伝統の「土角厝」建築を残し、周囲の漁場とマッチさせて、独自の人文的特色を出しており、これに黒マグロやサクラエビといった海洋資源が加わったリゾート農場なので、ロマンティックな南洋の気分を味わえるだけでなく、「黒鮪魚故事舘」、シーフード料理、養殖場での釣りやサクラエビチョコレートづくりの体験コースなど、「自然と人間味」にあふれる盛りだくさんの休日を楽しめます。

餐飲《レジャー農場の飲食》

 飲食サービスは「主楼」に集中しており、一階は開放式の休憩エリアで、持ち帰り専用のカウンターが設置され、二階は大型宴会場で、会議や披露宴に最適。三階は一般訪問客用の食事空間で、朝食、昼食、夕食にアフタヌーンティーもあります。快適な食事空間であり、動線も良好、いわゆる「創作料理」は、黒マグロ、カラスミ、サクラエビ、豚の脚といった地元食材をふんだんに用いています。化学調味料は一切使っていないので、食材そのものの味を楽しめます。衛生面ではオゾン殺菌消毒が行われており、洗って繰り返し使用できるタイプの食器を使って環境に配慮しています。

住宿《レジャー農場の宿泊》

 「Villa」式の宿泊空間で、設計がしゃれているだけでなく、ひさしを低くして遮光したり、屋根に砂利を敷いて熱を遮断したり、二重屋根で自然な空気の対流を促して通風効果を得たりと、グリーン建築の概念を取り入れています。部屋は、どのタイプも設備が万全で、インテリアも落ち着いており、ヒノキの浴槽、42インチ液晶テレビ、グリーン庭園など、室内外ともに良好な環境です。

《旅行の推奨》

  • 東港の黒マグロ/貴重な海洋資源

    東港は黒マグロの水揚げで有名であり、農場では特には「黒鮪魚故事館」を設置し、画像と文字を用いて生き生きと紹介しているので、マグロの種類や習性を知ることができるだけでなく、台湾で唯一、産業研究報告を展示して、黒マグロやサクラエビの経済価値を開設し、台湾の水産物の希少性、実用性を体験することができます。

  • 土角厝/昔の建築に生きる選民の知恵

    「黒鮪魚故事館」の「土角厝」は、土を固めて作ったレンガで築いた伝統建築です。防火壁を兼ね、冬は暖かく、夏は涼しいという長所があります。オーナーはこうした「素朴な技術、高度な知恵」が生かされた工法が大好きで、古い図書や地方の長老の経験を参考に、「土角厝」を再現しました。黄土、黒砂糖、もみ殻、海藻などの天然素材を一定の比率で混合し、半年間の練り上げ、発酵、成型を経てレンガにします。その後、出来上がったレンガで壁を築いてから、石灰と桐油の混合物で表面を保護して仕上げます。参観できるだけでなく、体験コースもあり、披露宴や会議にも適する、特徴ある場所です。

  • 地元のシーフード賞味/驚きの創作料理

    農場のレストランは、「メニューなしの創作料理」、シーフード中心で、季節によって料理が異なります。シェフは当日に市場で食材を仕入れるので、一日以上前に予約が必要です。よく出てくる料理は、「東港三宝」として有名な黒マグロ、サクラエビ、油魚子(バラムツの卵)。そして、カラスミ、アカムツ、花柿カニ、エビ、大鵬湾の生カキといった地元海産物。さらには、「香水ポークナックル」、「揚げミズテング」、「ふぐちり」、「ミシマオコゼ麺線」といったオリジナル料理もあり、どれもおいしくて新鮮、試してみる価値があります。

  • 落ち着いたモダンVilla/質の高い宿泊スペース

    「福湾荘園」の宿泊施設は、「人間的なDesign villa」を理念として、「小さくても快適な部屋」を強調しています。白を基調カラーにした外観が、周囲の養殖池やマングローブに溶け込み、インテリアは落ち着いた雰囲気。屋外には独立した庭があり、休憩用のあずま屋にキッチンとリビングがあるのは、とても変わっています。このほか、各部屋には、台湾ヒノキとインド産の観音石で作られた浴槽があり、お風呂に入ってヒノキのフィトンチッドを吸い込みながら窓外の緑したたる風景を見ると、心底リラックスできて疲れも吹っ飛びます。

  • サイクリング/のんびり田園めぐり

    農場の周囲は広大な自然が開け、サイクリングに適しています。水田、小豆畑、蓮霧園といった田舎の風景が楽しめる「農村コース」、海の景色が好きならば、大鵬湾湿地、東隆宮、鎮海宮、華僑市場がある「漁村コース」が適しています。農場では、スポーツマン向けや親子向けなど、さまざまなルートを準備しています。

《データー》

  • 住所:屏東県東港鎮大鵬路100号
  • 電話:+886-8-832-0888
  • ネット:www.fuwan.com.tw
  • 公共輸送:高速鉄道左営駅→駅の2号または3号出口のところから墾丁快線(午前9時から午後7時まで、30分後ごとに発車)に乗車→大鵬湾で下車(渋滞がなければ約45分)→農場まで電話して迎えを要請(下車後に通知すれば約10分で迎えの車が到着)。
  • 車で:国道1号→台88線→竹田ジャンクションおりる→国道3号(林辺方面へ)→林辺ICでおりて右折(東港方面へ)→台17線沿海路→約3.2km走って右折して大鵬路へ→農場到着。
  • GPS:E120.4816 N22.45905