三星ネギに向かって一直線　達人からSOPと管理を学び豊かな実りを楽しもう

星宝ネギの体験農場内では、どの人も忙しく働いています。従業員は忙しくネギを洗い、ネギを炒めています。観光客は楽しそうに雨靴を履き、斗笠をかぶり畑に向かっています。ガイドスタッフは指で“OK”の形を作るよう教えてくれるので、ネギを軽く握り勢いとともに青ネギを畑から引き抜きましょう。「ネギの白い部分ってこんなに長いんだ。」白い部分は平均15センチ、20センチに達するネギもあります。これが三星郷の四季ネギのすごいところなのです。

蘭陽平原は塵取り型の平原です。三方を山に囲まれ、一方向は海に面しています。三星郷は蘭陽平原の西部にある頂水頭に位置しています。優れた水質の山泉があり、さらに昼夜の温度差により露が多く排水にも優れています。このため繊維の少ないシャキシャキとして甘い口当たりの楽しめる、白い部分が長い四季ネギが栽培されています。ただしネギの白い部分の長さについては、手間をかけた栽培方法に秘訣があります。

農家では田んぼのあぜ道にワラを厚く積重ねることで、ネギの苗が上向きに成長するための支えにしています。ワラには保温と保湿効果があり、雑草の生長も防止してくれます。そして台湾で広くその名を知られる見事な三星ネギを育んでいるのです。

「一心二葉」で作るネギパイ　マカロンカラーの眼を引く美しさ

農場ではDIYの原料に自家栽培の三星ネギを採用し、ネギの最も繊細な「一心二葉」だけを選んでいます。出来上がったネギパイの餡にはシャキシャキして適度な水分が含まれて、特に香り高くおいしいです。このほかにも天然の野菜や果物のジュースを加えたマカロン・ネギパイも女性からとても喜ばれています。

特にお伝えしたいこと、それはネギの栽培、ネギを洗浄のどれもが人の手で処理され、非常に長い時間をかけていることです。優れた三星ネギの多くは早々にレストランに買われて行きます。一般の方が本当の三星ネギを食べたいと思ったら、ご自身で三星を訪れてみてください。道すがら三方向に広がる山々、一面が海に面した素晴らしい風景を観賞でき、天気が良ければ亀山島を見ることもできます。