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鵝山茶園体験農場
0910-144696

スポットのご紹介

受賞した春茶は味にうるさい退職した軍人もうならせる  茶燻卵は15年間負けなしの代表作

到着したばかりの観光客がよく尋ねるのは「海抜は高くないけれど、茶はおいしいのか?」です。まずは鵝山茶園の地理的な位置を見てみましょう。冬山郷中山村に位置しています。ここは冬山河の源であり、三面を山に囲まれ東側を海に面しています。雨量が豊富で、薄い霧に満ちています。こうした地理的環境と気候の優れた条件のもと、金萱、翠玉及び烏龍茶などの極めて優れた品質で栽培されています。さらに熟練した職人の製茶技術が冬山茶をその他の有名な茶エリアに勝るとも劣らない茶として、市場で非常に人気があります。

以前台湾の優れたお茶を飲み倒した退職した軍人らが鵝山茶園でお茶を淹れ、お茶を飲み、新鮮な春茶を飲んだ後にその香り、余韻と後味は高山茶に負けないと高く評価しました。これは茶の栽培、製茶職人の傳林登科さんからするともともと素晴らしかったことが更に素晴らしくなるような励ましだったのです。お茶にうるさい人から称賛され、多くの優れたお茶を家に持ち帰ってもらえるというのは容易なことではないからです。

温泉卵の黄身の濃さは黄金のよう  「卵遊びの達人」でチャンピオンの栄誉を獲得

面積約3ヘクタールの鵝山茶園では茶摘み、製茶、茶揉体験を提供しています。飲みたい茶を自分で作れることから、観光に来た人々は皆満足しています。このほか「茶燻卵のDIY」は2005年から現在まで続くDIYで、鵝山茶園を代表する負けなしの人気を誇ります。ある日には1日に1000個の卵を使用した記録があります。特に20名以上の団体客による目隠しで選ぶコンテストのシーンになると、プログラムはより素晴らしいものとなります。「卵遊びの達人」を獲得した観光客は台の上でエプロンを身に着けて感想を述べ、賞状と賞品がもらえます。

卵を燻す前にオーナーは茶と漬け汁に2日間漬け込んだ半製品のゆで卵を提供し、後半の燻製部分は観光客の手で完成させます。まず初めにアルミ箔を炉に敷いて茶葉、殺菌防腐効果のある紅糖を乗せます。それから軽く網を乗せ、さらに茹で上がった卵をその上に乗せればわずか2分間で淡い黄金色へと燻製が完了します。切り分けると温泉卵は濃い黄身がまるで黄金のようで、食べるとユニークなお茶の燻製の香りが長く残り、大人も子どももこの体験イベントが大好きです。

「三合」の組み合わせで栽培する優れたお茶 陽の光による萎凋の加減がカギを握る

鵝山茶園の春茶は宜蘭県百家争鳴のコンテストにて、2020年度新品種組の「頭等賞」を獲得しています。受賞した茶葉はパッケージとマーケティングで1斤(約600グラム)新台湾ドル約4,800元となっています。林登科さんは「ただしおなじみさんはほとんどが直接店に購入しに来ます。価格も“とてもお手頃価格”です。」と教えてくれました。実のところこのロットの茶葉は初めて受賞したわけではありません。鵝山茶園3代に渡り受け継がれ、すでに受賞数は数えきれません。

茶の木がきちんと栽培されているかについて、林登科さんは「三合(3つが協力し合う)」を強調しています。天、地、人の協力です。「天はもちろん気候を指しています。地は土質と管理を、人は製茶技術を指し、どれも欠くことはできません。」

鵝山茶園の茶の木には農薬が散布されていません。またおからなどのオーガニックな肥料を施しています。水質と土質のどれもが優れ、栽培された茶葉には一定の品質があります。続いては製茶技術です。「陽の光による萎凋の過程をしっかりとちょうど良く把握すれば葉の水分が飛び、ゆっくりと軟化していきます。ただし排出される水が多すぎても少なすぎても口あたりが渋くなってしまいます。タイミングをつかむことと観察は製茶する人の経験に頼ることになります。」

鵝山茶園は1986年に設立され、茶葉の自家製造と販売を行っていました。後に農業から転換し観光を結び付け発展し、「茶燻卵のDIY」をテーマとした茶燻体験館を設立しました。林登科さんは茶の栽培、製茶に対しては非常に細かく、茶燻卵のプロセスでも手を抜きません。安全スイッチのあるガスコンロを探すのにも手間暇がかかっています。このほか燻製を作製する際の1人用鍋も特別に選び抜いたもので、いつでも古いものを淘汰し新しいものと交換しています。

DIYは何度も改良を重ねた後に品質が安定し、有名になりました。有名なグルメ作家が提携と量産の話し合いにやってきましたが、林登科さんは笑いながら、茶燻卵の作り方は複雑でとても量産はできないです、と話していました。
鵝山茶園位於地理環境佳的冬山鄉。
茶園主人林登科是製茶老師傅,強調「三合」才能做出好茶。