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日月潭東峰紅茶荘園
04-92899985

スポットのご紹介

摘みたての茶葉の発酵や茶揉みで製茶体験 一杯のお茶が伝える異なる温度

日月潭の湖畔、猫囒山は遠くに日月潭の山麓を眺め、時に雲と霧に囲まれまるで仙境に足を踏み入れたかのようです。また時に太陽の光が射しこみ、千変万化のすばらしい景色が目を休める暇もないほどの美しさで広がっています。猫囒山で楽しめるのは山麓の景色だけではありません。山のそばにある日月潭東峰紅茶荘園の風景は同じく素晴らしく、荘園内には紅茶の香りが漂います。さらに人々を引き寄せるのは、のんびりと座ってお茶を味わいおしゃべりしたくなるような、この得難いのんびりとした時を楽しめることにあります。

日月潭東峰紅茶荘園のオーナー林恵美さんは茶農家の3代目です。もとは幼児教育関連事業に従事していましたが、両親が高齢になり、茶園の受け継ぎ手がだれもいなかったことから、妹と相談後一緒に故郷に戻り茶園を引き継ぐことを決めました。台湾人は日常的に茶を飲む習慣がありますが、その栽培過程、製造方式は理解していません。さらに茶を伝統産業とする先入観によるイメージがあり、そのことが茶園をレジャー農場への転向を着手するよう促すことになったのです。

林恵美さんは、以前の人には豊かな人情味があり、ドアの前に1壺の茶を置き、通りすがりの人が1杯飲んで喉を潤すのはよくあることであったと話しています。それはとてもあたたかな相互コミュニケーションの関係でした。しかし現代人の関係が希薄なことから、このような温かさは次第に消えていきました。このことから優れた茶を作り、茶の栽培や製造過程を紹介、さらには五感で体験することで、観光客は茶飲むだけでなく、一杯の茶もたらしてくれる異なる温かさ感じることができるのです。

台湾の茶産業に深く足を踏み入れる 心行くまで紅茶の香りを味わう

日月潭魚池郷の紅茶栽培は日本統治時代に始まり、魚池郷の特色の1つとなっています。東峰紅茶荘園も例外ではありません。園内には台茶8号のアッサム紅茶、台茶18号紅玉紅茶、台茶21号紅韻紅茶と台湾原産種の紅茶が栽培されています。優れた茶を栽培するために、最も原始的な方法で茶の樹を栽培しています。多くの干渉をしないことで小型の自然な生態系が形成され、環境にやさしい茶葉の栽培理念を伝えています。この環境で育てられた茶は、飲んで安心な茶なのです。

このほかにも東峰紅茶荘園では生産した紅茶を自ら加工してます。製茶の過程を非常に追及していることから、茶葉の製造だけでなく、加工された茶葉の原料をさらに加工してクッキーや菓子類を製造しており、茶の様々な風味を味わうことができます。このほか茶摘み、聞き茶、茶道などのイベントも開催されており、1日茶農家の生活を体験できるだけでなく、製茶師、茶芸師へと変身することもでき、異なる役柄が演じる機能と特色を理解できます。またさらに一歩進んで台湾の茶産業についてより多く理解できるようになります。
茶園內種植紅玉、紅韻、阿薩姆及台灣原生種紅茶。
園區內設有泡茶空間,可在此體驗茶藝活動。